震災後、交通の乱れや停電の影響などによって、社員の自宅待機を発表する企業が相次いでいます。身の安全を守る、家族の近くにいてあげられると言うことで、この動きには賛成します。
ただ、経済を止めてしまうことは、復興や日常生活の回復の妨げになるので避けなければいけません。
そこで、テレワーク・在宅勤務という考えが、注目されています。
すでにIT関係のフリーランスの間では一般的になってきていますが、一般企業ではまだまだなじみがないことと思います。
一昔前と比べ、インターネットは大きく進化しました。複雑な設定が必要だったことも、今ではボタン一つで出来るようになっています。
テレワーク・在宅勤務の導入を検討されている企業その他の方のために、使い勝手の良さを重視していくつかツールをご紹介します。
1.TeamViewer
http://www.teamviewer.com/
リモート接続ソフト:個人無料
たとえば、社内にあるパソコンに入っている業務ソフトを家から使いたいなどといったときに使うソフトです。
リモート接続の機能はwindowsやMacのOSにも標準で入っていたり、フリーのものも多くありますが、基本的に非常に設定が困難です。
その難しい設定を意識することなく、接続することができるのがTeamViewerです。
接続先と接続元にインストールするだけで、リモート接続・画面共有が可能になります。
ネットワークの設定が不要なのが大きな特徴です。
ライセンスは個人無料、商用は有料ですが、この手のソフトにしては格安です。
2.Skype
http://www.skype.com/
おなじみのSkypeですが、こちらも仕事に十分使えます。
いろんな機能が無料または格安で使えますが、Skypeならではの機能と言えば、マルチテレビ会議でしょう。テレビ会議のシステムと言えば少し前までは非常に高価でした。
しかし、Skypeの最新バージョンを使えば、999円のプランに入るだけでテレビ会議をすることが出来ます。
他に必要なものは市販のマイクとWEBカメラだけです。これはちょっといいものを買っても併せて一万円もしません。
3.Facebook
http://www.facebook.com/
地震の際の情報交換で話題になったFacebookですが、これも仕事に使える機能があります。グループという機能を使うとメンバー限定の空間を作ることが出来ます。
この中で、メッセージのやりとりや文書・画像の投稿がリアルタイムに出来ます。簡易なグループウェアとしての利用が可能です。
4.Twitter
http://twitter.com/
こちらも地震の際の重要な情報共有メディアになったTwitterですが、Twitterには非公開設定というものがあります。自分のつぶやきを公には見せず、許可したものにしかアクセスできなくする機能です。
メインのアカウントとは別に、プロジェクトようなどにアカウントを作り、メンバーだけにアクセスを許可すればtwitterのリアルタイムな情報交換が他の人の目に触れることなく出来ます。
5.Google Docs
http://docs.google.com/
ワープロや表計算のソフトをネット経由で提供しているgoogleのサービスです。
これは有名な割に勘違いされやすいアプリなんですが、Microsoft Officeなどのオフィススイートの代わりになるものと言うよりは、コラボレーションツールとして使うことに意味があると思います。
表現力などの面では、Microsoft Officeに全くかないませんが、それを補ってあまりある力があります。
インターネット上で複数の人間が同時に編集が出来るのです。
だから、Skypeなどで、あーだこーだいいながら、どんどん参加者同士で変更を加えていけるわけです。これは、大変してもらうと非常に効率がいいことがわかってもらえると思います。
といった感じで、個人的な感想としては、在宅勤務というのは実際に行っている人は既に多いですし、企業などでも十分あり得る選択肢なのではないかなあと思っております。
管理が大変など問うこともあると思いますが、それはそれで、勤怠管理用のソフトもあります(後日ご紹介します)
本業なのでボランティアというわけにはいきませんが、この社会情勢のなか、お役に立ちたいと思いますので、テレワーク・在宅勤務を推し進めようという方にはお手伝いいたします。
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